畑作の生産コスト

生産者は品質の向上と共に生産コストの低減にも様々な方法で取り組んでいます。

しかし畑作物価格の低迷や消費減退、輸入品などの影響により厳しい状況となっています。

畑作には、肥料や農薬代、農機具代、また北海道などでは共同乾燥調整施設や共同収穫施設など多くの賃貸費用が発生します。

これらは生産費の大部分を占めていて、コスト低減は大きな課題となっています。

このような中、少しでも利益をあげようと、農業のシステム化や省力化技術の導入などを行っています。

例えば、今までは刈り取りの時季を人間が目でみて判断していました。

それを、先端技術を導入して客観的に情報をいろんなところから得て、その時季を判断すればいっせいに刈り取りをすることができます。

先端技術とは、人工衛星から送られてくる画像診断から生育マップなどを作成して判断することです。

それにより計画的に刈り取りを行うことができます。

刈残しもなくなりました。

コンバインを動かすのも一定期間に集中して行うことができ、燃料費も安くなり労働率もあがります。

北海道などで利用される共同乾燥調整施設についても費用削減が可能です。

情報を得て作物の適正な水分量を判断すれば天日乾しでの乾燥も可能となり燃料費削減ができます。

農業機械なども周辺農家と共同利用すれば賃貸料などの費用も低減できます。

肥料についても、良質の土壌作りを土壌診断等にて最初から行っておけば追肥の量が少なくてすみます。

農薬については、近年害虫に強い品種などが発明されその利用において農薬利用も少なくてすみます。

こうした数々の生産者の努力により、生産コストは低減されて収益をあげることができるのです。

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